2008年のマレーシア ペナン島への滞在時。
タイビザ取得のため短期間の滞在ということもあり、フィルムで撮った写真はわずかですがContax T3の夜撮影のサンプルとして、その素晴らしさがうかがえます。
Contax T3 + Portra400 夜撮影
数カットだけですが、T3の大きな特長である夜撮影の強さが見て取れます。
T3を使って最初に驚いたのは解像度でしたが、それ以上に夜の撮影時の描写のクリアさ。またノイズのなさに驚いたものです。
ペナン島の夜
夜の街ということもないペナン島。インドネシアから移動してきた身としては、食のバリエーションだけが唯一の愉しみでした。
華僑の多いペナン島では屋台にも中華料理があります。
これを食べた記憶がないのですが、チャーシューを餅に包んで揚げたものでしょうか。
シェイク屋のおかあさん。ISO400のフィルムを使って、絞り開放で撮っていたと思いますが、絵の破綻のなさに驚きます。
ピントが近距離にある際のボケも自然で立体感がありますね。
よく高級コンパクトカメラで使われる「一眼を凌駕」。という言葉がしっくりきます。
単焦点でも夜これだけ映るレンズはあまりないと思います。
これぐらい光量の条件が厳しいと、流石に難しいです。
あの時の旅
ペナン島に滞在した「あの時の旅」。
所謂バックパッカーとして、2年間ほど旅をしていた時のことをまとめた電子書籍をkindleで発表しているので、是非読んでみてください。
世界一周 あの時の旅 01(東南アジア インドネシア・マレーシア・タイ篇)
二〇〇二年に三ヶ月ほどアジアを旅していた僕は、その中で何年にも渡って旅を続ける人たちに出会った。彼らは実に楽しそうに、僕の記憶に薄っすらとある土地のことを鮮明に説明した。
僕はそれに羨望を抱くこともなく、ただ彼らの旅の長さに驚きながら、実感の湧かない話に耳を傾けていた。彼らはまったく想像のつかない時間の流れの中に生きているようだった。まだワンワールドのチケットもなかった頃の話だ。
確かそんな過程を経て、この旅に出ることを決めた。
PhotoEdition
フィルム写真はほとんど載せていないのですが、デジカメで撮影した写真を多く掲載した「PhotoEdition」も作成していますので、併せてよろしくお願いします。