GR3作例

Ricoh GR3x 40mmは近距離・ハイライト(昼)がいい – タイ バンコクの昼夜

GR3Xを購入して早5ヵ月が経とうとしていますが、ほとんど写真撮ってないんです。。

これはGRが良いとか悪いではなくて、単純にコロナ禍で写欲がまったく湧かないのが理由。

皆さん、写真撮ってますか?街のスナップの中に、人を絶対的に入れたい僕としてはやっぱりマスク姿に面白みを感じられない日々を送っています。

それでも少しだけ写真を撮ったので、作例的に掲載しておきます。

バンコクの景色

といっても、自分が住んでいるコンドミニアムからの写真です。

GR3作例

雲がいいですね。比較的彩度が低めでキレがある描写が突出していいですね。

撮影の設定はコントラストも彩度も下げて、ノイズ軽減もしていません。極力フィルムっぽい設定に近づけています。

RAW(DNG)だともう少しラティチュードに余裕があり、JPGで書き出すとコントラストが上がって彩度もますので、RAWっぽいテイストにJPGを調整しています。

これも部屋のベランダから。屋上の洗濯干し場を暇つぶしに眺めているので、記録的に撮影。

こちらもハイライト部分の描写がいいです。中間色~シャドーは重みが出て、キレがなくなります。

 

タイトルで「GR3Xは昼がいい」と書いたのは、ここら辺の描写が一般的なレンズより良く、フィルムのGRの特徴を引き継いでいるなーと感じたからです。

夜の景色

バンコクのライトアップイベントに行った際に少しだけGRで撮影。

画角全域に渡ってディティール感と光のトーンを表現できていて、思った以上にがんばってますね。

コントラストが強い光源下だと、普通の写りですかね。

40mmならではのボケが活きる写真。やっぱりGR3Xの近距離描写はかなり良いです!

GR3Xの特長 良い点

まだ100枚も撮影していないですが、ハイライトの描写、近距離、彩度低めの絵作り(ハイライト)。ここら辺の要素が揃うシチュエーションであれば、作品として成り立つような気がします。

となると、強い光が差し込む場所でのポートレートをオーバーで、ハレーション気味に撮ると、変なオシャレポートレートではなく、芯がありつつも光が活きる感じで撮影できる気がします。

ここら辺はやっぱりフィルムのGRと同じですね。