カルチャーに興味があった「40代のための邦楽音楽プレイリスト」

カルチャーに興味があった「40代のための邦楽音楽プレイリスト」と題したのは、私自身がそうであったから。

90年代音楽に熱中はしていたけど、あの頃のように熱中して音楽は聴くことがなくなり、なんとか今の音楽に噛り付いている状態です。

独身で時間もある自分がこの状態ですので、結婚されていれば、もう新しい音楽はいいやと思っている方も多いと思います。

ここで紹介するのは、中途半端な知識だけど、90年代の耳を持った私のオススメ邦楽ミュージシャンです。

最近の音楽の特徴

最近の音楽の特徴としては、ジャンルレスなこと。最近の世界的なトップアーティストを聴かれても分かる通り、1曲の中に多様な音楽がミックスされていて、1アーティストが全く違うジャンルの曲をリリースするのも当たり前になっています。

また音楽のメインストリームはヒップホップを主としたブラックミュージック。日本でのセールスは逆転していませんが、ソウルやファンクっぽい楽曲は日本でも増えていると思います。

アジア圏では特にシティポップが盛り上がっていて、AORやファンクを取り入れた楽曲が多いですね。ただトレンドっぽいアーティストは自然と耳に入ってくると思うので、ここでは紹介しません。

あとロックバンドは特に英語で歌うバンドが増えました。日本の音楽業界や市場規模を考えると仕方がない状況かもしれません。

 

DYGL(デイグロー)

2019年はフジロック、ライジングサンに出演。個人的には日本で最も期待しているロックバンドです。2017年にThe StrokesのギタリストAlbert Hammond Jr をプロデューサーに迎えた1stフルアルバム「Say Goodbye to Memory Den」をリリースし、各所で話題を呼びました。

Wool & The Pants

2019年のエレキング誌のベスト10にもランクイン。メロウでファンクな緩いグルーヴの中毒性が高いバンドです。

SaToa(サトア)

メンバー全員が歌うスリーピースのガールズバンド。メロディーのきれいなギターポップをベースにしながらも、オルタナっぽさや懐かしさ、瑞々しさを感じさせてくれます。

ZOMBIE-CHANG(ゾンビーチャン)

音楽的な要素や佇まいはメジャー感があるのですが、憑依型のアーティストなのでしょう。ふり幅が大きく、それでいて納得させられる。ついつい聴いちゃうアーティストです。

小林うてな

スティールパンやマリンバのプレイヤーとして蓮沼執太フィルなどで演奏する傍ら、ラップトップでのDTMで曲作りを行う。アングラで今っぽさを感じさせてくれるアーティストの中でも、完成度が高いと思います。

LULU

幼少期を中国の北京で過ごした、20歳現役大学生のビートメーカー/プロデューサー。元々彼のトラックが好きだったのですが、okkaaa(オッカー)のボーカルが初期の七尾旅人ぽかったので、この曲をチョイスしてみました。

No Buses

アークティック・モンキーズをはじめ、ザ・ストロークスやザ・クリブスなどのUKロックに多大な影響を受けたガレージバンド。「Tic」は福岡のカレッジチャートで1位を獲得しました。

betcover!!

ダブ、パンク、フォークなど、ジャンルレスなアーティスト。何を表現させても上手く、若い天才的な感性には嫉妬を覚えます。

I Saw You Yesterday

2015年結成した4人組バンド。2018年1月には、タイ バンコクの「POW! FEST」に出演、初の海外公演を行なう。2020年もオンラインのPOW! FEST」に出演予定です。

Luby Sparks(ルビースパークス)

2016年3月結成。2017年7月には「Indietracks Festival 2017」(UK|Derbyshire)に出演。スーパーカーやtodleを彷彿とさせるサウンドです。

井出健介と母艦

サウンド・プロデューサーにゆらゆら帝国やOGRE YOU ASSHOLE等を手がける石原洋、レコーディング・エンジニアに中村宗一郎(PEACE MUSIC)を迎え、デカダンスの香りを纏うグラマラスで摩訶不思議なロックサウンドです。

Group2

ニュー・ウェイブっぽいグルーブにラップ、インディポップやシューゲイザーなどの要素が混ざった不思議な雰囲気を持ったバンド。

Hopi

2019年はフジロックのROOKIE A GO-GOに選出。ビートが効いたトラックにソウルフルなボーカルがダイナミックながらも、サイケ感が漂う。

TAWINGS(トーイングス)

数多くの海外アクトのサポートアクトを務め、2018年には<SXSW>にも出演。ガレージ、ポストパンク、ニューウェーブなどの要素を消化し、海外っぽいバンド音を鳴らします。

Black Boboi(ブラックボボイ)

小林うてな×Julia Shortreed×ermhoiの個性派によるユニット。フジロック2019にも出演している。

 

プレイリスト

Youtube上になかった楽曲も含めたプレイリストです。