久し振りの才能との出会い「カメレオン・ライム・ウーピーパイ」。
ブラックミュージックをベースにした音楽が主流のシーンで、こうした分かりやすいインディー感のあるタレントを見たのは久し振りな気がします。
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
Chi-によるユニット、カメレオン・ライム・ウーピーパイ。彼女のルーツは「James Brown」や「Michael Jackson」を始め、 幼少期に触れたモータウン・サウンドが、Chi-の基盤となっている。
2019年にリリースした「Dear Idiot」でデビューし、Spotifyでは30万回以上の再生数を記録しています。
作詞や作曲、レコーディング、映像の撮影から編集まで、仲間のWhoopies1号・2号と共に作り上げている。
彼女の曲の内、Spotifyで一番の再生回数が多いのが「Dislike」。
どことなくビースティボーイ的なオールドスクール感と、ビリーアイリッシュを足してチープにした感じが良いですね。
ライム(歌詞)が凄い
ビジュアルと音楽性でかなり衝撃を受けていたのですが、トドメはこれ。曲は「Who am I」。
日本語と英語が自然に絡み合い、韻ではないけど、ライムがトラックに乗っています。このバランス感覚、そして文字に起こした時の文学的なところがただ物ではないですね。
後はプロデューサーが付けばブレイクは間違いないでしょうし、世界が狙えるアーティストだと思うんですけどね。
トラックの切り口はいいとして、音作りが雑なんですよね。でも久し振りに心が騒いだアーティスト。生末を見てみたい。